私が看護師を目指した理由

私が看護師を目指した理由

幼い頃、自分自身が病気がちで、よく病院に通っていました。
病院ではいつも看護婦さんは笑顔で、不安な自分を励ましてくれ、いつしか、あんな大人になりたいなぁという憧れの気持ちを持つようになりました。そんな思いが、看護師という仕事を身近に感じた最初でした。
大きくなるにつれ、自分の好きなことも見つかって、こんな仕事もいいなぁ、あんな仕事もいいなぁと考えたことがありました。
しかし、私が中学卒業の頃、両親が離婚し、母が女手一つで私達兄弟を育てることになりました。
母は2つの仕事をかけもって、朝も夕も頑張ってくれていましたが、親子5人が安定した生活を送れる収入を得ることは、とても難しく、大変なことでした。
私は進学したいと思った道もあきらめなければならなくなりました。
突然襲った出来事、母の姿から、男女平等になってきた世の中とはいえ、やはり、女性にとっては不利な環境が多い現実を知り、生涯に渡ってしっかりとした収入が得られる仕事をしたいと思い始めました。勉強するのにお金がかからず、女性でもきちんとした収入になる仕事、そして元々自分が考えていた「誰かを助ける仕事」をしたいと考えるようになり、そこで思い浮かんだのが看護師の仕事でした。
たまたま親戚に看護師がいて、看護学校は奨学金があり、勉強をするのに整った環境があること、また、看護師は体力的にきついことがあるかもしれないけれど、どこの町にいっても、どんな時代でも、必要とされる大切な仕事だし、子育てしながらも続けられることを教えてもらい、幼い時、お世話になった笑顔の素敵な看護師さんを思い出しました。あんなふうになれたら、と思い、自分がもともとやりたいと思っていた仕事は「人を助ける」仕事だったので、これが自分の進む道だと思いました。日本全国どこでも通用する資格であり、安定した収入が得られ、定年まで働ける、女性が働くのにも整った環境である看護師、私にとってとても良い選択だったと思います。

2014年7月28日|